川さんの読書記録

25歳。読書の備忘録として、週1冊ほど。

『お金の超基本』坂本綾子

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お金の超基本

2022.02.21
お金の超基本
坂本綾子

■感想
お金の6つの機能「稼ぐ」「納める」「貯める」「使う」「備える」「増やす」を基本的なことから学べる一冊。

貯金はどのくらいあればいいの、税金って抑えられるの、といった疑問にも分かりやすいイラスト付きで解説してくれています。特に社会人になったばかりの方におすすめです。

■学び
・年金の給付水準は年々下がっていく。
 - 2019年:60%、2030年:51%、2050年:51%

ふるさと納税は寄付金額のうちの2000円を超える部分が所得税・住民税から控除される。
 - ワンストップ特例で確定申告は不要。

教育訓練給付金を利用すると、受講費の20~50%の給付金がもらえる。

『ニューエリート』ピョートル

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ニューエリート

2022.02.20
ニューエリート
ピョートル

■要約
グーグル流の新しい価値観を学べる一冊。

■学び
・企業内起業をすることを「イントラプラナーシップ」と言う。新規事業のリーダー、社内事業化を指す。イントラプラナーは、組織に属しながら自らのビジョンをもとに周囲の人たちを巻き込み、イノベーションを起こす。

・新しい分野について学ぶときは、「サイクル」「トレンド」「パターン」を意識する。

・「T字型人材」→「π型人材」→「H型人材」
 -H型人材は強い専門性が一つあり、他の人の専門性とつなぐ横棒を持ち、別の専門のコミュニティと繋がることでHになるという、人と繋がりやすい人材。

『文章力の基本』阿部紘久

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文章力の基本

2022.02.19
文章力の基本
阿部紘久

■感想
文章を書くのが苦手だと思い、この本を手に取りました。社会人でも間違いやすい例文を修正する形で書かれているので、どれだけ読みやすくなるかを実感しやすいです。普段の文章にも誤りがあったと知れたので、良かったです。

■学び
・不要な「で」の混入が多い。例:軽井沢でのお土産話を聞いた。

・「です」ですむところを「になります」と言うと丁重な表現になると錯覚している人がいる。

・読点は意味の切れ目に打つ。

・明確なつなぎ語を使う。

・削れる言葉は徹底的に削る。

・読んでいるときは頭を使わず、読んだ後に頭を使いたくなる文章が良い文章。

『直感と論理をつなぐ思考法』佐宗邦威

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直感と論理をつなぐ思考法

2022.02.18
直感と論理をつなぐ思考法
佐宗邦威

■感想
論理だけではなく直感も磨くべきだという意見を、最近多く目にして再読しました。著者は、あえて論理から始めないで、まずは妄想から考えてみよう。常識の枠を外した直感と論理を組み合わせることで、発想を磨き上げることができる、と教えてくれます。考え方だけではなく、実践ワークもたくさん紹介されていますので、楽しみながら読んでみてください。

■学び
・デザイン思考というのは、個別具体的な直感・イメージだけを重視するものではない。直感と論理との間を行き来する「往復運動」こそがデザイン思考の本質である。

トップダウン型のビジョン経営すらも時代にそぐわなくなってくる。むしろ、経営者はごく緩やかな不変のミッションだけを提示しておき、あとはそこに集まった個人やパートナー企業がそれぞれの価値観を守る範囲で実現していく、「ティール組織」が望ましい。

『千年の読書』三砂慶明

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千年の読書

2022.02.17
千年の読書
三砂慶明

■感想
書店員が綴る読書エッセイです。読んでいるとどこか落ち着く本でした。きっと私と同じ本好きが優しく本のことを話している感じがしたからだと思います。読みたいと思う本をたくさん知れたので、買ってみて良かったです。

■学び
・本には人を変える力がある。時代も、場所も、言葉も関係なく、読む前と読んだ後では世界が一変してしまうような出会いがある。不思議なのは、そうした本は、よく探している本のとなりにあること。

・読書とは第一に、読んでいる精神の駆動そのもののことであって情報の蓄積や検索ではない。ということをたまに素晴らしい本を読むと思い出させられる。(保坂和志

・「支え」と「自由」はコインの表と裏の関係なのだ。そしてそれらを失ったのは「平成」という時代だった。

・本屋のビジネス書のベストセラーランキングに時代の色が表れる。

・自分の時間を売ってお金を稼ぐ生き方ではなくて、自分の時間で作ったものを交換する生き方。食べるために働くのではなく、生きるために働く。

・誰も歩いていない道をたった一人で歩かなければならないとき、本は歩くための杖になる。

・現代人が生産性を上げて獲得した「退屈」にこそ、苦悩の本質があると喝破した哲学者、ブレーズ・パスカル

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』山崎圭一

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一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

2022.02.16
一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
山崎圭一

■感想
年号はなく、地域ごとのまとまりで歴史を解説しているので、すんなりと頭に入ってきました。

前半はヨーロッパ・中東・インド・中国について、後半は世界の一体化というテーマで欧米・中東・インド・中国について学べます。

私は高校時代日本史専攻だったので初めて知ることばかりでしたが、大まかな世界史を知ることができて満足しています。個人的に、現在に根強く残っているパレスチナ問題、中東戦争の話に納得しました。

今学生で世界史の全体像を掴みたい方、社会人になって一般教養として世界史を学び直したい方にぜひおすすめです。

『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』藤由達藏

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結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる

2022.02.15
結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる
藤由達藏

■要約
能力以上に結果を出すための「行動力」の身につけ方を学べる一冊。
10秒で行動に移すメソッドが記されている。

■学び
・「気分」と「視座」を変えることで行動に移しやすくなる。

・締め切り以外にスタートを切る期限を設ける。

・毎朝必ず「内向きの言葉」を3ページ分書く。

■アクション
・毎朝必ず「内向きの言葉」を3ページ分書く。