2021.12.23
世界のエリートがやっている最高の休息法
久賀谷亮
■学び
・デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳の回路があり、このDMNが脳の消費エネルギーの60~80%を占める。
∟ぼーっとしていても、このDMNが過剰に働き続ける限り、脳はどんどん疲れていく。
・繰り返し現れる思考にラベルを貼り、何度も考えたという事実に気づく。
・瞑想は8つの脳部位の構造を変える。
・「何もしない」を練習する。まず自分の身体の間隔に意識を向ける。
・脳のすべての疲れやストレスは、過去や未来から生まれる。すでに終わったことを悔やんだり、これから起こることを不安に思ったり、とにかく心が今ここにない。
・一日5分でも10分でもいいから毎日続ける。同じ場所・同じ時間で。
・自動操縦状態では心は今と関係ないところにいる。日常的な行為に注意を向ける。
・悩み事を書き出してから床につく。
・一度目が覚めたらベッドを出る。
・慈しみたい人を心にイメージして、感謝や祈りを心の中で伝える。
・地中海地方の食生活がストレスにも心臓にもいい。
・月に一度は怠けることに専念する「レイジー・デイ」を設ける。
・「考えている自分」と「考えていること」を同一視しない。
∟心は「考え」が行き交う「場所」でしかない。
・組織・個人が成長していくためには努力だけではいけない。薪木を燃やし続けるには、薪木の間の「空間」が欠かせない。それが休息。
・DoingからBeingへ。