川さんの読書記録

25歳。読書の備忘録として、週1冊ほど。

2023/7/7『わたしたちが27歳だったころ』with編集部 7/10

27歳って何してるかな、何考えるのかなと気になって、本書を手にしました。

職業も考え方も何もかも人によってバラバラで面白いです。
別に正解なんてないから、自分の好き嫌いは大事にしようと思えました。

 

2023/6/13『汝、星のごとく』凪良ゆう 9/10

淡かった17歳の2人は、悩み苦しみ時に選択を間違えながら32歳になります。

正論では割り切れない悩み深い生き物。
正しさで捨ててしまえば楽なのに、手放せないものを背負って生きています。

あまりのリアルさに目が文字を追い続け、いつのまにか読み終えていました。
凪良ゆうさん、ありがとうございました。

 

2023/6/10『無(最高の状態)』鈴木祐 9/10

自分にはなかった考え方がいくつも発見できたので、大満足です。

簡単にまとめると
①人類は進化の過程で、ネガティブがデフォルト設定になった。
②すべての苦しみは「自己」の問題に行き着く。
③「自己」は物語で構成される。
④抵抗が問題を生む。降伏すべし。
「無我」を導く停止と観察を試してみよう。

具体的なトレーニングをいくつか紹介してくれていて、私は「観想」というトレーニングを取り入れたいと思います。

内容が少々難解ではありますが、面白いことは確かです。
気になる方はぜひ。

 

2023/6/8『老人と海』アーネスト・ヘミングウェイ 9/10

きっと読み返したくなる本です。

老人はひとりで巨大カジキと死闘を繰り広げ、次々に襲いかかるサメを倒し続けて、骨しかないカジキとボロボロになって帰ってくる。

心の折れない人間の精神を美しく描き切っている作品です。

 

2023/6/4『アンネの日記』アンネ・フランク 7/10

13,14歳の少女がこれだけの人間観、観察眼を持っていることに驚かされます。

アンネが生きていたら素晴らしい作家になっていたかもしれないと思うと、生還できなかったことが残念でたまりません。

人種差別撤廃への足がかりとなる一冊だと思います。

 

2023/6/1『脳の闇』中野信子 8/10

面白いです。
現代で巻き起こっている人のやりとりや日々抱く感情を脳科学の観点から解き明かしてくれています。

特に第二章、第八章の脳は自由を嫌う、言語と時間についてが特に腑に落ちる内容でした。
気になる方はぜひ。

 

2023/5/27『クレッシェンド』スティーブン・R・コヴィー、シンシア・コヴィー・ハラー 8/10

何歳になってもこの先に自分の最高の貢献があり、成長する可能性があることを教えてくれます。

コヴィー先生の本には実例が多いので、目的、奉仕、愛、貢献といった大きなテーマでも「自分には何ができるか」と考えながら読めました。