『ほんとうの心の力』中村天風
2022.01.04
ほんとうの心の力
中村天風
■学び
・宿命を統制するには、常に、心の中に感謝と歓喜を、持たせるよう心がけること。何でもいいから、感謝と歓喜で人生を考える習慣をつける。
・心が積極か、あるいは消極かで、人生に対する考え方が両極端に相違してしまう。心が積極的であれば、人生はどんな場合にも、明朗、溌剌颯爽、勢いに満ちたものになる。
・幸福というのは主観的断定。
・寝床に入ったら最後、昼間の出来事を関連づけさせない努力をすること。
・生きているという現実の中に、「生存」と「生活」の二つの部面がある。「生命の生存」の上に「生命の活かし方」がある。
・「清く、尊く、強く、正しく」という積極的態度で終始しなければならない。
・恵まれた時よりも、恵んだときの方が喜びが大きい。
・いのちの力の使い方は「力を入れることに重点を置かずに力を働かすことに重点を置く」ということ。
・たった今を正しく生きるにはどうすれば良いかを考える。
・「有意注意力」を身につけると自然と注意が注がれる範囲が拡大されていって、一度に多数または多方面に自分の注意を向けられる。