2022.01.29
松本人志 仕事の流儀
NHK「プロフェッショナル」制作班・監修
■要約
松本人志さんの仕事への向き合い方や日々考えていることを少し知ることができる一冊。
■学び
・世界で一番面白いやつは、世界で一番面白くないやつ。笑いについて真剣に考えれば考えるほど、この両者は表裏一体化してくる。
・「仕切りの上手い人」の条件は、踏ん切りの強い人。無駄だと思ったことをすっぱりと切り捨てられる。同時に視野の狭い人間でもある。
・「笑い」と「悲しさ」の境界線は紙一重。人間の顔って、悲しいときも、楽しときも、感情がある一定のレベルを超えると、どんどん同じ表情に近づいていくものなのかもしれない。
・面白い芸人って、全ての感情をいったん「お笑いのフィルター」に通して、そこで信号を切り替えられる人間のことかも。
・松本さんはけっこう運命を信じる人。
・娘に「早く成長してほしい」という気持ちと、「このまま止まっててほしい」という気持ちがある。
・まぁ、しいて言うなら、相方の浜田よりは先に死にたいかなぁ。僕が浜田の弔辞を読むよりも、浜田が僕の弔辞を読む方がいい気がするんです。あいつには、泣きながら僕に謝らんといけないことが、色々あるはずですからね。